IT用語集
IT用語や略語の解説です。
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺は、主にHTMLメールを用いて行なわれる詐欺行為です。
(⇒HTMLメールとは)
英語のスペルは「釣り」を意味する「fishing」ではなく「phishing」ですが、語源はやはり「釣り」のフィッシングのようです。
フィッシング詐欺のオーソドックスなケースは、
- オンライン銀行やクレジットカード会社などを騙って無差別に(あるいは対象を絞り込んで)メールを送信する
- メール本文には「新システムを導入しましたので、一度下記のリンク先からログインして情報を更新してください」などなど現実味を帯びた文面と、リンク先URLへのリンクが貼られている
- リンクをクリックして移動した先は、本物のオンライン銀行やカード会社のサイトそっくりな偽サイトで、IDとパスワードを入力するフォームが用意されている
- 偽サイトだと気づかずにそのままログインすると、そのオンライン銀行やカードのID・パスワード等はそのまま偽サイトに流出し、悪用されてしまう
という流れです。
フィッシング詐欺の手口は非常に巧妙で、一目で詐欺だと判断するのはかなり困難なケースも多いようです。
フィッシング詐欺を回避する手段としては、こういった銀行やカード他、ネット上での決済に関わるサービスからのメールが来た場合、そのメールに書かれたURLを直接クリックせずに、自分でブラウザを立ち上げてURLを直接入力するなり、お気に入り・ブックマークからアクセスするなりするのが無難でしょう。
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SEO
検索エンジン
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HTMLメール
通常のメールは単なるテキストデータですが、HTMLメールはその名の通り、HTMLで記述されたメールです。
(⇒HTMLとは)
HTMLメールは、通常のメールとは違い、文字を装飾したり画像を利用したりすることができるので、表現力の豊かなメールを書くことが出来ます。
が、その反面、HTMLメールを嫌う人も少なくありません。
何故でしょうか?
理由は何点かあるかと思いますが、主な理由は、
- HTMLメールは内部にコードを埋め込むことができるため、メールソフトによってはメールを閲覧しただけで感染するようなウィルスを仕込むことが出来る
(⇒ウィルスとは) - HTMLメールに埋め込んだ画像を利用して、受信者がメールを開いたかどうかを確認することができるため、プライバシーの侵害と感じる
- 単純に、通常のメールよりデータ量が多くなるため、受信に時間がかかる
などでしょうか。
HTMLメールは、使いようによっては、送信する相手に表現豊かなメールを送ることのできる素晴しい手段ですが、送る相手のことを考えて、HTMLメールを送ってよいのか、テキストメールの方が良いのか、判断するべきでしょう。
なお、Windowsに最初から入っているメールソフトであるOutlook Express(アウトルックエキスプレス)は、何も設定しなければ勝手にメールをHTML形式で送信してしまいます。
「ツール」→「オプション」→「送信」→「メール送信の形式」の項目が「HTML形式」になっている場合は「テキスト形式」に変更し、普段は自動的にテキストメールを送るようにできます。
その上で、HTMLメールを送りたい時だけ、メッセージの作成画面で「書式」→「リッチテキスト(HTML)」を選択して一時的にHTMLメールを送れるようにすることをお勧めします。
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HTML
「HTML(えいちてぃーえむえる)」とは、Webサイト(ホームページ)を作成するために使う言語です。
正式名称は「Hyper Text Markup Language(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)」で、その頭文字を取って「HTML」と呼びます。
「Hyper Text Markup Language(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)」は、直訳すると「超凄いテキストを記述する言語」のような感じの意味です。
では、「超凄いテキスト」とは通常のテキストとは何が違うんでしょうか?
通常のテキストは、文字のみです。
Windowsのメモ帳などを開いて文章を打ち込んだものが「テキスト」です。
一方、「超凄いテキスト」は単なる文字以外の情報を付与することが出来ます。
特定の文字を強調したり、特定の文字にリンクを貼ったり、特定の文字を打ち消したりなどなど。
通常のテキストではできないことができるから「Hyper Text(超凄いテキスト)」なんですね。
HTMLを記述する時には、< >で囲まれたタグ(要素)によって、そのテキストを意味づけします。
すると、インターネットエクスプローラー等のインターネットブラウザが、そのタグの意味を解釈して、画面に表示してくれます。
例えば、文中の強調したい部分を<strong>~</strong>で囲むことで、強調させることができます。
今日は雨が降っています。……<strong>傘持ってきてないのに!</strong>
と記述されていれば、ブラウザは↓こんな風に表示してくれます。
今日は雨が降っています。……傘持ってきてないのに!
もちろん、今あなたが読んでいるこのブログも、全てHTMLで記述されています(正確にはHTMLを改良したXHTMLで記述されています)。
もちろん、雨が降っているのに今日会社に傘を持って来ていないのは、実話です。
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ワーム
ワームとウィルス。非常に区別がつきにくいですね。
どういうものがウィルスで、どういうものがワームなのか。
最近では、ワームも含めて「ウィルス」とまとめてしまう傾向もあるようです。
(⇒ウィルスとは)
ワームにしても、ウィルスにしても、「インターネット等のネットワークを通じてパソコンに感染し、困ったことをする」というのは同じです。
では何が違うのでしょう。
ウィルスは、ウィルス単体では自身で増殖・複製することはできず、何らかのプログラムに寄生して活動します。
一方ワームは、ワーム単体で増殖・複製を繰り返し、爆発的な勢いで感染するのが特徴です。別のプログラムに寄生したりはしません。ワーム本体がそのまま活動します。
そしてそっくりそのまま自分自身のコピーを作成し、ネットワークを通じて周囲のコンピュータにばら撒きます。
メールの添付ファイルやHTMLメール、ホームページ上に仕込まれる等の経路で感染するウィルスと比較して、ワームの場合はネットワークに繋がっているだけで感染するタイプもあるという、とんでもない感染力を持っています。
OSのセキュリティホールをついてあっという間に増殖し、まさに「猛威を振るう」のが、ワームです。
この手のワームに感染しないようにするには、
- Windows Updateは忘れずに
- アンチウィルスソフトの更新も忘れずに
- 新たなワームに関する情報を常に気をつけておく
というのが、最低限必要かと思います。
ちなみに、ワームの語源は「worm」(ミミズ等の虫)です。
ネットワーク上を這い回る悪い虫、というイメージからですね。
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ブログ
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ウィルス
今では単に「ウィルス」という言葉だけでも普通に通じることの方が多いですが、ここで取り上げるのはもちろん、自然界の病原体であるウィルスではなく、一般的に「コンピュータウィルス」等と呼ばれるものの方です。
パソコンを使っている人なら「ウィルスはパソコンに不具合を起こす、恐ろしいもの」という共通の認識はあるかと思いますが、実際にウィルスとは、どういうものなんでしょうか。
まず第一に、そもそも「コンピュータウィルス」と名付けられたのは、その挙動が自然界のウィルスと酷似しているためです。
とは言え、私はそちら方面の知識があんまりないもので、自然界のウィルスがどういう挙動をするのかはよく知らないのですが、
- 宿主に感染する
- 宿主の体内で潜伏する
- 発病
という流れだそうです。
この流れは、そのままコンピュータウィルスにも当てはまりますが、2番の「潜伏」を抜かして、感染⇒即発病というウィルスの方が最近では主流かと思います。
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SPAM
「SPAM」または「スパム」。
この単語を使った言葉で、一番メジャーなのはやはり「SPAMメール」でしょうか。
最近では、もっとわかりやすい「迷惑メール」という言葉の方がメジャーになってきているかもしれませんね。
他にも、時々「ジャンクメール」という呼び方もされますが、最近はあまり目にしない気がします。
「SPAMメール」≒「迷惑メール」であることからもわかるように、「SPAM」という言葉には、
「相手の都合を考えず、欲しくもない広告を一方的に大量に送りつける行為」
というような意味があります。
私もSPAMメールは毎日嫌になるほど受信していますが、メール以外にも、
- ネット上の掲示板に、大量に無関係な宣伝を書き込む 掲示板SPAM
- ブログのコメント欄に、大量に無関係な宣伝を書き込むコメントSPAM
- ブログのエントリー(記事)に対して、無関係な宣伝トラックバックを大量に送るトラックバックSPAM
などがあります。
どれもこれも迷惑極まりない行為ですから、「SPAM」=「迷惑な大量宣伝行為」というような意味で捉えるのが最適かと思います。
ウィルスやワームを添付して大量に送りつける場合は、「ウィルスメール」等と呼ばれ、別のものとして扱われます。迷惑行為であることには変わりはないですが、宣伝行為ではないですしね。
(⇒ウィルスとは・ワームとは)
ちなみに、「SPAM」の語源はイギリスの豚肉缶詰の商品名だそうです。
コメディ番組のコントで、とあるレストランに入ってきた人がメニューを選んでいると、周囲の人がみんなで「SPAM!SPAM!SPAM!」と騒ぎ出し(要は「お前は缶詰でも食ってろ」的な意味なんでしょうね)、そのうちレストランの店員まで「SPAM」を連呼したので、仕方なくSPAMを注文する、というネタがあったそうです。
「欲しくもないのに周囲から延々と連呼される『SPAM』コール」
と、
「欲しくもないのに勝手に大量に送りつけられる宣伝メール」
のイメージが重なって、「SPAM」という言葉に「迷惑行為」的な意味がついたのだとか。
(参考:IT用語辞典 e-Words : SPAMとは)
なんというか……缶詰会社にしてみれば、いい迷惑ですよね(笑)。
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