SPAM
「SPAM」または「スパム」。
この単語を使った言葉で、一番メジャーなのはやはり「SPAMメール」でしょうか。
最近では、もっとわかりやすい「迷惑メール」という言葉の方がメジャーになってきているかもしれませんね。
他にも、時々「ジャンクメール」という呼び方もされますが、最近はあまり目にしない気がします。
「SPAMメール」≒「迷惑メール」であることからもわかるように、「SPAM」という言葉には、
「相手の都合を考えず、欲しくもない広告を一方的に大量に送りつける行為」
というような意味があります。
私もSPAMメールは毎日嫌になるほど受信していますが、メール以外にも、
- ネット上の掲示板に、大量に無関係な宣伝を書き込む 掲示板SPAM
- ブログのコメント欄に、大量に無関係な宣伝を書き込むコメントSPAM
- ブログのエントリー(記事)に対して、無関係な宣伝トラックバックを大量に送るトラックバックSPAM
などがあります。
どれもこれも迷惑極まりない行為ですから、「SPAM」=「迷惑な大量宣伝行為」というような意味で捉えるのが最適かと思います。
ウィルスやワームを添付して大量に送りつける場合は、「ウィルスメール」等と呼ばれ、別のものとして扱われます。迷惑行為であることには変わりはないですが、宣伝行為ではないですしね。
(⇒ウィルスとは・ワームとは)
ちなみに、「SPAM」の語源はイギリスの豚肉缶詰の商品名だそうです。
コメディ番組のコントで、とあるレストランに入ってきた人がメニューを選んでいると、周囲の人がみんなで「SPAM!SPAM!SPAM!」と騒ぎ出し(要は「お前は缶詰でも食ってろ」的な意味なんでしょうね)、そのうちレストランの店員まで「SPAM」を連呼したので、仕方なくSPAMを注文する、というネタがあったそうです。
「欲しくもないのに周囲から延々と連呼される『SPAM』コール」
と、
「欲しくもないのに勝手に大量に送りつけられる宣伝メール」
のイメージが重なって、「SPAM」という言葉に「迷惑行為」的な意味がついたのだとか。
(参考:IT用語辞典 e-Words : SPAMとは)
なんというか……缶詰会社にしてみれば、いい迷惑ですよね(笑)。
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