ワーム
ワームとウィルス。非常に区別がつきにくいですね。
どういうものがウィルスで、どういうものがワームなのか。
最近では、ワームも含めて「ウィルス」とまとめてしまう傾向もあるようです。
(⇒ウィルスとは)
ワームにしても、ウィルスにしても、「インターネット等のネットワークを通じてパソコンに感染し、困ったことをする」というのは同じです。
では何が違うのでしょう。
ウィルスは、ウィルス単体では自身で増殖・複製することはできず、何らかのプログラムに寄生して活動します。
一方ワームは、ワーム単体で増殖・複製を繰り返し、爆発的な勢いで感染するのが特徴です。別のプログラムに寄生したりはしません。ワーム本体がそのまま活動します。
そしてそっくりそのまま自分自身のコピーを作成し、ネットワークを通じて周囲のコンピュータにばら撒きます。
メールの添付ファイルやHTMLメール、ホームページ上に仕込まれる等の経路で感染するウィルスと比較して、ワームの場合はネットワークに繋がっているだけで感染するタイプもあるという、とんでもない感染力を持っています。
OSのセキュリティホールをついてあっという間に増殖し、まさに「猛威を振るう」のが、ワームです。
この手のワームに感染しないようにするには、
- Windows Updateは忘れずに
- アンチウィルスソフトの更新も忘れずに
- 新たなワームに関する情報を常に気をつけておく
というのが、最低限必要かと思います。
ちなみに、ワームの語源は「worm」(ミミズ等の虫)です。
ネットワーク上を這い回る悪い虫、というイメージからですね。
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