HTMLメール

2005.11.14 月 19:09

通常のメールは単なるテキストデータですが、HTMLメールはその名の通り、HTMLで記述されたメールです。
(HTMLとは)

HTMLメールは、通常のメールとは違い、文字を装飾したり画像を利用したりすることができるので、表現力の豊かなメールを書くことが出来ます。
が、その反面、HTMLメールを嫌う人も少なくありません。
何故でしょうか?

理由は何点かあるかと思いますが、主な理由は、

  1. HTMLメールは内部にコードを埋め込むことができるため、メールソフトによってはメールを閲覧しただけで感染するようなウィルスを仕込むことが出来る
    (ウィルスとは)
  2. HTMLメールに埋め込んだ画像を利用して、受信者がメールを開いたかどうかを確認することができるため、プライバシーの侵害と感じる
  3. 単純に、通常のメールよりデータ量が多くなるため、受信に時間がかかる

などでしょうか。

HTMLメールは、使いようによっては、送信する相手に表現豊かなメールを送ることのできる素晴しい手段ですが、送る相手のことを考えて、HTMLメールを送ってよいのか、テキストメールの方が良いのか、判断するべきでしょう。

なお、Windowsに最初から入っているメールソフトであるOutlook Express(アウトルックエキスプレス)は、何も設定しなければ勝手にメールをHTML形式で送信してしまいます。
「ツール」→「オプション」→「送信」→「メール送信の形式」の項目が「HTML形式」になっている場合は「テキスト形式」に変更し、普段は自動的にテキストメールを送るようにできます。
その上で、HTMLメールを送りたい時だけ、メッセージの作成画面で「書式」→「リッチテキスト(HTML)」を選択して一時的にHTMLメールを送れるようにすることをお勧めします。

カテゴリー : IT用語集
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