IT用語集

IT用語や略語の解説です。

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2005.11.10 木 23:59

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ワーム

2005.11.08 火 19:16

ワームとウィルス。非常に区別がつきにくいですね。
どういうものがウィルスで、どういうものがワームなのか。
最近では、ワームも含めて「ウィルス」とまとめてしまう傾向もあるようです。
(ウィルスとは)

ワームにしても、ウィルスにしても、「インターネット等のネットワークを通じてパソコンに感染し、困ったことをする」というのは同じです。
では何が違うのでしょう。

ウィルスは、ウィルス単体では自身で増殖・複製することはできず、何らかのプログラムに寄生して活動します。

一方ワームは、ワーム単体で増殖・複製を繰り返し、爆発的な勢いで感染するのが特徴です。別のプログラムに寄生したりはしません。ワーム本体がそのまま活動します。
そしてそっくりそのまま自分自身のコピーを作成し、ネットワークを通じて周囲のコンピュータにばら撒きます。

メールの添付ファイルやHTMLメール、ホームページ上に仕込まれる等の経路で感染するウィルスと比較して、ワームの場合はネットワークに繋がっているだけで感染するタイプもあるという、とんでもない感染力を持っています。
OSのセキュリティホールをついてあっという間に増殖し、まさに「猛威を振るう」のが、ワームです。

この手のワームに感染しないようにするには、

  1. Windows Updateは忘れずに
  2. アンチウィルスソフトの更新も忘れずに
  3. 新たなワームに関する情報を常に気をつけておく

というのが、最低限必要かと思います。

ちなみに、ワームの語源は「worm」(ミミズ等の虫)です。
ネットワーク上を這い回る悪い虫、というイメージからですね。

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ブログ

2005.11.04 金 19:21

「ブログ」という言葉の意味については、下記のメルマガバックナンバーを参照。

ブログって何?
ブログって何? 解決編

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ウィルス

2005.11.02 水 19:01

今では単に「ウィルス」という言葉だけでも普通に通じることの方が多いですが、ここで取り上げるのはもちろん、自然界の病原体であるウィルスではなく、一般的に「コンピュータウィルス」等と呼ばれるものの方です。

パソコンを使っている人なら「ウィルスはパソコンに不具合を起こす、恐ろしいもの」という共通の認識はあるかと思いますが、実際にウィルスとは、どういうものなんでしょうか。

まず第一に、そもそも「コンピュータウィルス」と名付けられたのは、その挙動が自然界のウィルスと酷似しているためです。
とは言え、私はそちら方面の知識があんまりないもので、自然界のウィルスがどういう挙動をするのかはよく知らないのですが、

  1. 宿主に感染する
  2. 宿主の体内で潜伏する
  3. 発病

という流れだそうです。

この流れは、そのままコンピュータウィルスにも当てはまりますが、2番の「潜伏」を抜かして、感染⇒即発病というウィルスの方が最近では主流かと思います。

続きを読む "ウィルス"

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SPAM

2005.10.24 月 19:16

「SPAM」または「スパム」。

この単語を使った言葉で、一番メジャーなのはやはり「SPAMメール」でしょうか。
最近では、もっとわかりやすい「迷惑メール」という言葉の方がメジャーになってきているかもしれませんね。
他にも、時々「ジャンクメール」という呼び方もされますが、最近はあまり目にしない気がします。

「SPAMメール」≒「迷惑メール」であることからもわかるように、「SPAM」という言葉には、
「相手の都合を考えず、欲しくもない広告を一方的に大量に送りつける行為」
というような意味があります。

私もSPAMメールは毎日嫌になるほど受信していますが、メール以外にも、

  • ネット上の掲示板に、大量に無関係な宣伝を書き込む 掲示板SPAM
  • ブログのコメント欄に、大量に無関係な宣伝を書き込むコメントSPAM
  • ブログのエントリー(記事)に対して、無関係な宣伝トラックバックを大量に送るトラックバックSPAM

などがあります。

どれもこれも迷惑極まりない行為ですから、「SPAM」=「迷惑な大量宣伝行為」というような意味で捉えるのが最適かと思います。
ウィルスやワームを添付して大量に送りつける場合は、「ウィルスメール」等と呼ばれ、別のものとして扱われます。迷惑行為であることには変わりはないですが、宣伝行為ではないですしね。
(ウィルスとはワームとは)

ちなみに、「SPAM」の語源はイギリスの豚肉缶詰の商品名だそうです。
コメディ番組のコントで、とあるレストランに入ってきた人がメニューを選んでいると、周囲の人がみんなで「SPAM!SPAM!SPAM!」と騒ぎ出し(要は「お前は缶詰でも食ってろ」的な意味なんでしょうね)、そのうちレストランの店員まで「SPAM」を連呼したので、仕方なくSPAMを注文する、というネタがあったそうです。

「欲しくもないのに周囲から延々と連呼される『SPAM』コール」
と、
「欲しくもないのに勝手に大量に送りつけられる宣伝メール」
のイメージが重なって、「SPAM」という言葉に「迷惑行為」的な意味がついたのだとか。
(参考:IT用語辞典 e-Words : SPAMとは)

なんというか……缶詰会社にしてみれば、いい迷惑ですよね(笑)。

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