続・効率良くキーボード入力するために
※このエントリーは、メールマガジン「スッキリ解説!パソコン・インターネット」のバックナンバーを編集したものです。
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「スッキリ解説!パソコン・インターネット」発行者の あべ です。
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今日も当メルマガを読んでくださってありがとうございます。
前回は、効率良くキーボード入力するための豆知識として、「ショートカットキー」をご紹介しました。
詳しくはバックナンバーをご覧下さいね。
⇒ 効率良くキーボード入力するために
前回の内容が非常に好評だったので、今回も引き続き、効率良くキーボード入力するための豆知識をご紹介します。
「ファンクションキー」ってご存知ですか?
ファンクションキーとは?
キーボードの一番上(というか奥)に、F1~F12のキーがありますよね?
※機種によっては数が上下することもあります。
これが「ファンクションキー」です。
「ファンクション(function)」とは「機能」や「働き」というような意味で、その名の通り、それぞれのキーひとつひとつが、個別の機能を持っています。
基本的には「どのキーを押すとどういう働きをするか」というのは、アプリケーション(ソフト)によって違います。
しかし、文字入力をする際に使用するファンクションキーに関しては、どのアプリケーション(ソフト)を立ち上げていても、共通して使えます。
これからご紹介する機能をしっかり覚えていれば、漢字・カナ・アルファベットなどが混在する一文を入力する際にも、いちいち入力モードを変換しなくて済みます。
便利ですので、ぜひぜひ覚えて下さいね。
「F6」キーで、ひらがなに
ひらがなのままにしておきたい言葉を、間違えて思わず漢字やカタカナに変換してしまった時。
スペースや変換キーを何度も連打して、ひらがなに戻すケースは結構ありますよね。
こんな時は、連打せずに「F6」キーを一度押すだけで済みます。
選択範囲が、一括でひらがなに変換できます。
さらに「F6」キーを連打すると、前から順番に一文字ずつカタカナに変換されます。
「F7」キーで、全角カタカナに
個人的に一番良く使うのは、この「F7」キーでしょうか。
カタカナの固有名詞や専門用語などで、パソコンの辞書に登録されていない単語を変換しようとすると、単語の途中で区切られて、わけのわからない当て字のような漢字変換がされることは多々あります。
そんな恐れがあるときは、最初から変換キーを押さずに「F7」キーを押しましょう。
一発で選択範囲が全角カタカナに変換されます。
さらに「F7」キーを連打すると、後ろから順番に一文字ずつひらがなに変換されます。
「(カタカナの何かの単語)は」とか「(カタカナの何かの単語)が」なんていう一文を変換するときは、「F7」2回でOKですね。
「F8」キーで、半角カタカナに
「F8」キーの機能は、基本的には「F7」キーと同じです。
ただし、こちらは全角ではなく半角のカタカナに変換されます。
使用する場面も「F7」キーのケースとほぼ同じです。
ただ、半角カナを使用する際には充分に気をつけて下さいね。
当メルマガでもいずれ詳しく取り上げようと思っていますが、インターネット上での文字のやり取りの際には、半角カナは使わない方が良いです。
「F9」キーで、全角英数に
英単語を入力するつもりだったのに、入力モード切替を忘れていて、漢字入力のまま、わけのわからない文字を入力してしまった!
これ、ありがちですよね。私もしょっちゅうやります(^^;
漢字入力のまま「GoodHope」(※弊社の社名です)と入力しようとしたら、
ローマ字入力の場合 ⇒ ごおでょぺ
かな入力の場合 ⇒ きららとくらせい
などと、さっぱりわけのわからない文字列に……(笑)。
こういう時は、イライラしながら間違って打ち込んだ文字を消す前に、とりあえず「F9」を押すクセをつけましょう。
選択範囲が全角英数文字に変換されます。
一度押しただけだと全て小文字ですが、二回押すと全て大文字に、三回押すと最初の文字だけ大文字になります。
「全角英数文字じゃなくて半角英数文字に変換したいんだけど」
という人は、次をご覧下さい。
「F10」キーで、半角英数に
「F10」キーの機能は、基本的には「F9」キーと同じです。
ただし、こちらは全角ではなく半角の英数字に変換されます。
使用する場面も「F9」キーのケースとほぼ同じです。
ちなみに英数字はカタカナとは違い、思う存分半角文字を使って大丈夫です。
というか、むしろ個人的には、英数字は全角より半角を使用する方が好ましいと思います。
いかがですか?
これらのファンクションキーの機能をマスターすれば、文字入力の効率は格段にアップするはず。
ぜひぜひしっかり覚えて、多用してくださいね。
今回ご紹介した以外のファンクションキーにも、アプリケーション(ソフト)によって様々な機能が割り振られています。
一般的なのは「F1」キーを押すとヘルプを表示、などでしょうか。
自分がよく使うアプリケーション(ソフト)のファンクションキーの効果は、きっちり把握しておくと、便利だと思いますよ。
あべ のお勧め書籍
今回も引き続きこの二冊のご紹介です。
こういう本をパソコンのそばに置いて、こまめに見るようにしておけば、ショートカットキーとファンクションキーもすぐマスターできるんじゃないでしょうか。
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