NTT Communications Forum 2005 in Osaka に参加
創業塾第4回講義に参加後、その足でNTTコミュニケーションズ主催のイベント「NTT Communications Forum 2005 in Osaka」に参加するためリーガロイヤルホテルに行ってきました。
時間的に、ラストの講演「セキュリティマネジメントと企業価値の高度化」のみ聴いて帰ることになりましたが、色々と考えさせられる内容でした。
一番印象に残ったのは「技術的観点からのセキュリティと運用的観点からのセキュリティのバランス」の話です。
これはなかなかバランスを取るのが難しい問題ですね。
一番わかりやすい例を挙げると、例えばとあるPCのログイン用パスワード。
技術的観点から見れば、パスワードは長くて複雑であるほど良いわけです。とにかく誰にもばれないようなパスワード。もちろんそのパスワードを紙に書いておくなんてもってのほか。このPCを利用する人はくそ長いパスワードを記憶しておくべきです。そしてパスワードは安全のために毎日変更。
運用的観点から見れば、パスワードなんて不要。すぐに作業にとりかかれるように邪魔な入力なんて必要ないです。どうしてもパスワードが必要なら、そのパスワードはごく短いか意味のある単語。当然忘れても困らないように、そのパスワードは紙に書いてディスプレイの端っこにでも貼っておく。
わざと極端な例で書きましたが、この両極端のうち、どのあたりで折り合いをつけるのが、一番リスクやコストがかからないのか。
そういうことを的確に判断できるスキルというのは、どんなことをやるにしても、大切なことですよね。
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セミナー・講演出没記
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