タスクバーって何?
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つい先日、僕のクライアントさんから、こんな電話がかかってきました。
「あべさん、パソコンのタスクバーが消えちゃいました!」
普段、なにげなく使っているタスクバー。
あるのが当たり前だと、画面から消えてしまうと、凄く不便に感じちゃうかもしれませんね。
今回は、そんなタスクバーについて、スッキリ解説しようと思います。
あなたは「タスクバー」って何か、ご存知ですか?
※今回の内容はWindows限定です。
Windows以外のOSをお使いの方、すいません!
タスクバーって何?
さて、そもそも「タスクバー」って何でしょうか?
もし、あなたが設定を変更していなければ、画面の左下に「スタート」メニューがあると思います。
右下には時計が表示されていると思います。
そして、その間には、今起動しているソフトの名前が、ずらっと表示されていると思います。
この、画面最下の横長の棒(バー)状の部分を「タスクバー」と呼びます。
いくつかのソフトを立ち上げていて、それを切り替える時。
新しくソフトを立ち上げる時。
このタスクバーの中のボタンをクリックする機会は、とても多いですよね。
そんな便利な存在である、タスクバー。
使えなくなってしまうと、かなり不便です。
冒頭のクライアントさんは、そんな便利なタスクバーが、表示されなくなって困ってらっしゃったわけですね。
どうしてそんなことになってしまったんでしょう?
実は、社内の別の方にパソコンを貸した時に、その方がタスクバーの設定を変えちゃってたんですね。
非常に便利なタスクバーですが、人によっては、「画面の一番下にあるよりも、一番上にある方が使いやすい」とか、「いやいや、画面の右端に、縦に並んでる方がいい」とか、「いや、やっぱり左端だ!」などなど。
色々と好みがある場合があるんですね。
また、「常にタスクバーが表示されていると、画面の表示面積が減って見難い!」という人もいらっしゃいます。
どうやら、パソコンを貸された相手の方は、タスクバーの表示にこだわりを持ってらっしゃったらしく、借りて使うときに設定を変更して使って、そのまま返してしまったんですね。
タスクバーの表示位置を変えてみる
初期状態では、画面最下に表示されているタスクバー。
実は先ほどご説明したとおり、表示位置を変えることができるんです。
あなたも一度、試しに表示位置を変えてみませんか?
もしかしたら「あ、こっちの方が自分にとっては使いやすいかも!」という、新たな発見があるかもしれませんよ。
以下に手順をご説明しますね。
- まず、タスクバー上で右クリックをしてみてください。
いくつかメニューが表示されると思います。 - 「タスクバーを固定する」にチェックが入っている場合は、その項目をクリックして、チェックを外してください。
チェックが入っていない場合は、そのままで結構です。 - タスクバー上で、左クリックをしてください。
ただし、クリックした指を離さずに、ボタンを押さえた状態のまま! - マウスのボタンを指で押さえたまま、上(または右・左)の方向にマウスを動かしてください。(この操作を「ドラッグ」と呼びます)
- 画面最下にあったタスクバーが、マウスを動かした方向に表示されるはずです。
いかがですか?
試しに、上下左右、四方向にタスクバーを動かしてみてください。
もしかしたら、初期状態の画面最下よりも、あなたにとって使いやすいタスクバーの表示位置に気づくかも!?
ちなみに、元に戻したいときは、タスクバーを画面の下の方にドラッグすればOKです。
最初「タスクバーを固定する」にチェックが入っていた場合は、そのチェックを再度入れておくこともお忘れなく!
タスクバーを非表示にしてみる
大変便利なタスクバーですが、常に表示していると、画面の表示面積が減って、見難い場合があります。
そんな人のために、普段はタスクバーは非表示にしておいて、必要なときだけ、すぐに表示させるように設定することもできます。
こちらも、手順をご説明しますね。
- まず、タスクバー上で右クリックをしてみてください。
いくつかメニューが表示されると思います。 - 「プロパティ」をクリックしてください。
「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」という画面が開きます。 - 「タスクバーを自動的に隠す」にチェックを入れてください。
- 「OK」をクリックしてください。
どうですか?
タスクバーが消えてしまったと思います。
意外と、今までより表示される画面領域が広がって、スッキリしたと感じられるかもしれませんね。
では、タスクバーを使いたい時はどうすればいいんでしょう?
マウスを動かして、画面の一番下、またはタスクバーの位置を変えた場合は、その方向の一番端まで、カーソルを移動させてください。
隠れていたタスクバーが、ひょっこり顔を出すと思います。
つまり、普段はタスクバーが表示されないけど、今までと同じ操作ですぐにタスクバーを利用できるというわけですね。
「この方が画面が見やすくて良いな」と思われたら、ぜひご利用くださいね。
ちなみに元に戻したい時は、再度タスクバー上で右クリックして、「プロパティ」を表示してください。
後は「タスクバーを自動的に隠す」のチェックを外せば元通りです。
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